比較サイトではわからない! レンタルサーバー容量選び方ガイド

法人用サイトやWordPressを運用するだけなら容量は気にしなくてもよい

レンタルサーバーを借りるときに自分のサイトがどのくらい容量が必要なのか、わからないことがありますよね。 各レンタルサーバーに機能説明をみると、WEBとウェブメールをひとまとめにして「容量」と記載されています。 WEBというのはディスクの容量を指しており、サーバー上にファイルデータを置くことができる容量です。 法人サイトやWordPressといったサイトを運営するのであれば、せいぜい1GBあれば問題ありません。 ただ気を付けなくてはいけないのは「データベース」がこの容量の中に含まれていないことなのです。

意外な落とし穴!? 容量にはデーターベースは含まれていない

実はサイトを運営していると気づきますが、ディスクの容量よりデーターベースの方が容量を使います。WordPressの情報もすべてデータベースで管理されていますし、記事の投稿数が増えれば当然データーベースに蓄積されていきます。 これだけ容量を使うにも関わらず、レンタルサーバーはWEBやWEBメールとは違い、データーベースの容量を正確に定めていません。 大手のさくらインターネットは各プランごとに大まかなデータベースの容量を定めていて500MB~3GBまで利用することができます。 また多機能で稼働率が高いことで有名なエックスサーバーは意外にも一律500MBとされています。 エックスサーバーの稼働率の高さにはデーターベースの容量を調整しているのですね。 通常レンタルサーバーのデータベースの容量は500MBとみておいてください。

容量が超えた場合、どうなる?契約停止それとも通知のみ?

思わず容量が超えてしまっても大丈夫です。いきなり契約停止することはありません。 まずはレンタルサーバー会社から、データーベースやWEBディスクの容量を減らすように通知がきます。そちらに対応すれば問題なくサービスを利用することができます。 ただ大幅にデータベースの容量を超えるとデーターベースへの制限がかかり、一時的にアクセスすることができなくなる可能性があります。 WordPressで運用している場合、データベースが一時的にでも利用できなくなってしまうとサイト自体もみれなくなります。 こういうことがないようあらかじめ定期的にバックアップをとれるようにしておきましょう。

容量が必要なら専用サーバーを検討する

通常のサイトでは容量を気にしなくても良いと冒頭で説明しましたが、大量の画像や動画を扱う場合は注意が必要です。 画像や動画はWEBサーバーに置くことになるので、当然ディスクの容量を使います。 画像1枚で1MB使いますし、動画だと1動画あたり10MBは簡単に使います。容量でみると「CORESERVER」が500GBまで用意していますし、費用対効果でみてもお安めです。 技術的なスキルがあるのであれば、「さくらVPS」や「AWS」の専用サーバーがおススメです。

技術力がないならKAGOYAのデータベースサービスを利用しよう

レンタルサーバーのデーターベースにご不満がある人は、外部接続ができるデーターベースサービスを利用してください。 KAGOYAはデータベースのみのサービスを提供しており、容量も他と比べるとかなりハイスペックです。KAGOYAはエックスサーバーと逆の発想で、各機能を分別する提供することで 高い稼働率をキープしています。 ぜひご利用ください!